店主の横顔
店主の大竹さんは、 堀切菖蒲園で生まれ、お花茶屋で育ちました。長女だったので、家では、「我慢する」「下の子の面倒をみる」長女気質が培われたとのことです。
高校は、都立工芸高校のデザイン科へ行き、就職は、先輩もいた、日比谷花壇に入り、バンケットの裏方が専門の部署にて働きました。その後辞めて、織物を習いに行き、更に、他にも色々やってみたいと思い、日本料理屋の仲居をして、サービス業も経験しました。そして、やっぱり、花の仕事がしたくなって、青山フラワーマーケットに入って、ウエディングを担当することが多かったとのことです。そこでの知人と、渋谷でマンションの1室を借りて「注文をもらって花を活けに行く」仕事をしました。その後、荒川での生活を始め、10年前に、「花やMOMO」を開店しました。
最近、知り合った方には、「違う」と言われるそうですが、性格は、本来、先頭に立つというより、「後に付いていくタイプ」とのことです。但し、待っていて望む状況とならなければ、先頭が得意でない自分だが、「周りの助けを得ながら、どこまでやれるかチャレンジするタイプ」とのことです。
趣味は、「好きで、結果、『仕事』・・となっているのかな?」とのことです。あとは、自分自身にとって、「心地が良いこと」だそうです。例えば、「漠然と空を見る」こと(学生時代は、天文部に所属したこともあるとのこと)。例えば、「音楽を聴く」こと。「ハーモニーや楽器が奏でるのを聴く」こと(吹奏楽部に所属したこともあり、声楽を習ったこともあるとのこと)です。
こだわりは、受け入れる間口は広く、来る者は拒まず。ピンと来なくとも、とりあえず試してみるとのことです。(但し、違和感あれば、断るそうですが・・・)。
休日の過ごし方は、「定休日無し」。理由は、自分の好きなことを自分のペースでできているから。よって、会社勤めの方たちと違って、日ごろの疲れ方が違う。・・・とのことです。「自然の中に身をおきたい」と感じた時は、足立区の舎人公園に寄って、散歩しながら近所の植物鑑賞するそうです。その際には、歩くのもゆっくり、見るのもゆっくり・・・と、意識して「ゆっくり」としているそうです。
荒川のお薦めの場所は、「尾久の原公園」、好きな所は、水を感じることができ、夕日を見ることができる、「尾久の原公園の裏の隅田川の土手」だそうです。